【2025年版】ものづくり補助金コンサルタント、申請代行の選び方

【2025年版】ものづくり補助金コンサルタント、申請代行の選び方
ものづくり補助金コンサルタント選びのポイントは?まずものづくり補助金の支援件数、ものづくり補助金の採択率、経済産業省系の支援実績数などが重要となります。採択率は少なくとも85%以上の申請代行業者を選ぶことをお勧めします。
今回は過去に50件以上採択率100%をキープ。補助金コンサルタント養成講座の講師も担当している私から皆様にアドバイス。ものづくり補助金コンサルタント選びのポイントをお伝えしたいと思います。なお、補助金・助成金採択支援どっとコムではものづくり補助金申請数1,000件以上。採択率は90%以上の実績となっております。代表コンサルが無料アドバイスしますのでWEB無料診断、オンライン相談もご検討ください。
第19次募集の締め切りは令和7年4月25日(金曜日)17時となりました!ご相談はお早めにお願いします!
目次
- 1 近年のものづくり補助金の難易度は高い?
- 2 ものづくり補助金とは?採択率100%コンサルが解説!
- 3 確認しておきたい!2025年ものづくり補助金の基本要件は?
- 4 ものづくり補助金コンサルタント選びで重視することは?
- 5 2025年はものづくり補助金や新事業進出補助金は申請サポートで頼むべきか?
- 6 ものづくり補助金採択率の罠!100%の採択率は本当?
- 7 ものづくり補助金申請コンサルタント会社の選ぶべき採択率は?
- 8 コンサルタントが持つ資格は?中小企業診断士?行政書士?税理士?
- 9 ものづくり補助金申請の採択事例は掲載されているか?
- 10 ものづくり補助金獲得後の完了報告などのアフターサポートは万全か?
- 11 ものづくり補助金申請サポートのコンサルタントは活用するべきか?
- 12 【執筆者のご紹介】
近年のものづくり補助金の難易度は高い?
当社が支援した実感で言うと、企業のやりたいことが明確で要件を満たしていれば、比較的採択を受けやすい補助金です。ご自身で申請するか。経験豊富なコンサルタントに依頼するか。判断を迷う方も多いようです。今回はものづくり補助金申請コンサルタントの選び方について、私の考え方をお伝えします。
結論!サポートを依頼するコンサル会社の実績は?
今回の記事をお読みいただいて、ぜひものづくり補助金コンサルタントの活用、メリット、デメリットについてご検討いただければと思います。また、星の数ほどあるWEB上に混在する補助金コンサルティング会社の選び方などもお伝えします。結論を申し上げると、安心して依頼するためには実績や相性を重視。実績としては採択率は最低でも85%以上、支援件数も500社以上のノウハウを持つコンサル会社を選ぶと良いでしょう。
新事業進出補助金(旧事業再構築補助金)の申請サポートはこちらから
ものづくり補助金とは?採択率100%コンサルが解説!
経済産業省の人気の大型補助金になります。主に工作機械など、設備投資に使える補助金です。採択を受けるためには高度な事業計画書が必要になります。
製品・サービス高付加価値枠とは?
2025年の通常枠にあたる申請枠です。製品・サービス高付加価値枠は革新的な新製品・新サービスの開発によ る高付加価値化を目的に実施されます。補助金の上限は2,500万円(従業員数51名以上の場合)、補助率は1/2となっています。
令和6年度補正予算ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金パンフレット(中小企業庁)
令和6年度補正予算ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金概要(中小企業庁HP)
グローバル枠とは?
海外事業の実施による国内の生産性向上を目的に実施されます。補助金の上限は3,000万円。補助率は同じく1/2となります。グローバル枠は設備投資費用のほか、海外旅費や通訳・翻訳費。さらには広告宣伝費の申請も可能となっています。
2025年ものづくり補助金の補助上限と補助率は?
ものづくり補助金、2025年では、条件などが一部変更になっています。2024年に実施されていたDX枠、GX枠などは廃止されています。申請をご検討の企業様は以下をご確認ください。
製品・サービス高付加価値化枠 | グローバル枠 | |
要件 | 革新的な新製品・新サービスの開発による高付加価値化 | 海外事業の実施による国内の生産性向上 |
補助上限 | 750万円~2,500万円 | 3,000万円 |
補助率 | 中小企業1/2、小規模・再生2/3 | 中小企業1/2、小規模2/3 |
補助対象経費 | <共通>機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、専門家経費、運搬費、 クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費 <グローバル枠のみ>海外旅費、通訳・翻訳費、広告宣伝・販売促進費 | |
その他 | 収益納付は求めません。 |
令和6年度補正予算ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金リーフレットより
製品・サービス高付加価値化枠の補助上限
補助金の上限は従業員数によって異なります。従業員5名以下の場合は750万円、最大で2,500万円になります。
従業員数 | 補助上限額 | 大幅賃上げの場合 |
従業員数5名以下 | 750万円 | (850万円) |
従業員数6名〜20名 | 1,000万円 | (1,250万円) |
従業員数21名〜50名 | 1,500万円 | (2,500万円) |
従業員数51名以上 | 2,500万円 | (3,500万円) |
( )内は大幅賃上げ特例措置による上限金額
とくに51名以上の補助上限が大幅にアップし、2,500万円(3,500万円)となりました。
グローバル枠の補助上限
従業員数に関わらず3,000万円(4,000万円)
( )内は大幅賃上げ特例措置による上限金額
参考リンク:令和6年度補正予算ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金概要(中小企業庁)
確認しておきたい!2025年ものづくり補助金の基本要件は?
2025年ものづくり補助金の基本要件は下記となっています。以下の条件を未達成の場合は補助金の一部を国に返還する場合もあります。最新の公募要領でご確認ください。
ものづくり補助金申請、4つの基本要件
中小企業・小規模事業者等が、革新的な製品・サービス開発を行い、
①付加価値額の年平均成長率が+3.0%以上増加
②1人あたり給与支給総額の年平均成長率が 事業実施都道府県における最低賃金の直近5年間の年平均成長率以上又は給与支給総額の年平均成長率が+2.0%以上増加
③事業所内最低賃金が事業実施都道府県における最低賃金+30円以上の水準
④次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を公表等(従業員21名以上の場合のみ)の基本要件を全て満たす3~5 年の事業計画 に取り組むこと。
・最低賃金引上げ特例適用事業者の場合、基本要件は①、②、④のみとします。
・3~5年の事業計画に基づき事業を実施していただくとともに、毎年、事業化状況報告を提出いただき、事業成果を確認します。
・基本要件等が未達の場合、補助金返還義務があります。
令和6年度補正予算ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金リーフレットより
ものづくり補助金コンサルタント選びで重視することは?
さて、皆さんは補助金申請コンサルタントを選ぶ際に何を重視していますか?とくに補助金の金額も高い「ものづくり補助金」。失敗したくないですよね。ものづくり補助金コンサルタントも慎重に選びたいです。サポートの価格、完全成功報酬かどうか。また過去の採択率、申請件数の実績。さらにはアフターサポートなど、様々な基準で選んでいると思います。
例えば「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」とグーグルやヤフーで検索してください。様々な申請支援コンサルタントが登場します。有料広告から検索上位のコンサルタント、東京都や各県の地域密着型から、全国対応まで様々です。
まずは自分で申請書を作成するべきか、プロに依頼するべきかお悩みの皆さまに補助金代行コンサルタントの選び方についてお話ししたいと思います。
2025年はものづくり補助金や新事業進出補助金は申請サポートで頼むべきか?
弊社にはものづくり補助金申請等の相談が多数寄せられます。ものづくり補助金コンサルタント選びや、申請サポートの依頼を悩む方からご相談を受ける事が多いです。そもそも頼むべきか、自分で書くべきか迷っている方も多いようです。お客様から「自分で書いた方が良いですか?」と聞かれたら、私は必ず「自分一人で作成できるなら、自分で作成する方が良いです」とアドバイスします。なぜなら、自分の会社のことは社長が一番わかっています。つまり、社長が書くのが最も良い申請書になるはずです。
ものづくり補助金申請を社長がやることのリスクは?
しかし、同様に「ご自身で全て作成するのはリスクも大きいですよ」ともアドバイスしています。なぜなら補助金は「不採択」になることも多いからです。人気のものづくり補助金の採択率は、例年30%台から50%前後となっています。プロコンサルタントが支援しても必ず受かるとは限りません。今後も40%から50%の採択率で推移すると考えられます。単純に考えると半数以上の企業さまが不採択となる計算です。不採択となった場合は、社長の大切な時間は戻ってきません。事業計画の作成を通じて、自社の経営を見直す機会にもなります。良いところも多いとは思います。しかし、不採択となれば多くの時間を無駄にするのも事実です。
ものづくり補助金プロコンサルタントの申請書作成期間はどのくらい
人気の高いものづくり補助金ですが、プロコンサルタントでも申請書の作成には数週間、事業再構築補助金はそれ以上の期間がかかります。おそらく初めて申請書作成にチャレンジする経営者さまは、数週間どころか、数ヶ月の時間を必要とすると考えられます。会社の中で一番人件費の高いのは誰でしょう?会社の中で最も売上を上げられる人は?または中心となる方は誰でしょう?そうです、会社を生かすも殺すも経営者次第、会社経営に与えるインパクトが最も大きいのは代表取締役である経営者様です。そう考えると自分で書いた方が良いのか迷うところですね。失った時間は戻ってこないのでプロに頼むのも悪いことではありませんね。
ものづくり補助金や新事業進出補助金の申請サポートの相場はいくらくらい?
ものづくり補助金コンサルタント等の大型補助金、支援料における一般的な相場について解説します。着手金10万円〜15万円程度。また採択時の成功報酬は獲得金額の10%前後となっているようです。決して安くはありませんね。補助金・助成金採択支援どっとコムでも、同様にものづくり補助金着手金10万円。新事業進出補助金15万円。採択報酬は10%に設定しています。補助金のサポート料に上限を設けているかも大切なポイントです。必ずチェックしましょう。
過大な成功報酬には注意しましょう!
これ以上高い金額を要求されるようであれば、ご紹介や知り合いのコンサルタントでも、いったん立ち止まって考えた方が良いと思います。例えば20%以上の成功報酬を要求する会社もあるようですが、私個人的には「高すぎる」と思います。お客様には相場観は大切にした方が良いとアドバイスしています。
ものづくり補助金の申請は着手金(手付金)を払うか、それとも完全成功報酬か?
これも皆さんの考え方次第でしょうが、ものづくり補助金コンサルタント選びで、完全報酬型であれば、お客様は不採択時のリスクを最小限に抑えられます。それには条件もあります。「採択報酬額が安ければ」完全成果報酬の方が良いと言えます。申請コンサルタントも、完全報酬ではリスクが高いため、成功報酬を高めに設定しているところが多いようです。例えばものづくり補助金コンサルタントとして、完全成果報酬で行うのは良いと思います。しかし、成功時の報酬パーセンテージは採択金額の20%であるとか、通常は15%前後でやっているところが多いようです。
ものづくり補助金支援における様々なトラブル事例
また、補助金の採択が有利になる「事業継続力強化計画」の認定サポート、経営革新計画の認定サポートの価格も含めて確認することが必要です。これらを高く設定して、着手金がゼロのように見せかける業者もいるようです。こうした会社はそもそも誠意がありません。後々トラブルになることも多く、やめておいた方が無難です。採択を有利とするための戦略立案も、ものづくり補助金コンサルタント選びの重要なポイントになります。
補助金・助成金採択支援どっとコムの支援料について
なお、補助金・助成金採択支援どっとコムでは、ものづくり補助金コンサルタントの支援報酬は、着手金は10〜15万円。採択成功報酬は10%。かつ高額な獲得金額の場合は上限も設けており明朗会計です。ただし採択に有利となる事業継続力強化計画の認定サポートは別途5万円税別です。さらに採択を有利にするためには経営革新計画の認定取得もお勧めしています。こちらは20万円税別でのサポートで、経営革新計画は都道府県ごとの認定制度となります。経営革新は審査次第では取得できないこともあり、一定以上の革新性が求められます。認定には通常2〜3ヶ月の時間を要するので注意が必要です。
ものづくり補助金採択率の罠!100%の採択率は本当?
採択率で選ぶのはどうでしょうか。もちろん高い採択率の会社を選ぶのが妥当でしょう。最近では95%以上とか、80%以上とか、採択率を売りとするコンサルティング会社が多いようです。しかし、100%の採択率の補助金コンサルティングなんてできるのでしょうか?私は補助金コンサルタント養成講座の講師も務め、数多くの採択率の高いコンサルタントを輩出してきました。高いスキルを持つコンサルタントも一定数いるのも事実です。
WEB上のコンサルタントの現実は?
しかし現在、WEB上で採択率を売りとするコンサルタントのかなりの人数が、私の講座の卒業生でもあったりします。中には弊社のパートナーとして修行を積んで売り出し中のコンサルタントも多いのですが、それでも100%を維持するのは至難の業。正直なところ、虚偽の広告か、よほど確実に受かりそうなお客様を選んでサポートしているとしか思えません。
現在のものづくり補助金の審査員レベルは向上している?
私はものづくり補助金申請、採択率100%を実現しました。しかし、5年ほど前の話であり、今ほどコンサルタントが乱立していませんでした。当時は今より全国平均の採択率も高く、またライバルの補助金コンサルタントも少なかったので達成できたのかもしれません。私が直接、今支援したとしても95%が限界でしょう。それほど現在の補助金申請書や審査員のレベルは上がってきているのです。皆さんは、まず選定するコンサルタントやコンサルティング会社をよく吟味してもらいたいです。そうでないと、虚偽のWEB広告に騙されることになり、多くの中小企業が不幸になってしまいます。
ものづくり補助金申請コンサルタント会社の選ぶべき採択率は?
弊社のように、5年間で1,000社以上のコンサルティングをしているとよくわかるのですが、ちょっとしたことで不採択になってしまうこともあるのです。例えば採択率の低い回、申請企業数が多い回が同じものづくり補助金でも存在します。そのような回で申請すると採択率は激減し、そのような場合に100%を維持するのは実質不可能に近いのです。
採択率100%コンサルタントの真実を見極めろ
ですから、そのような申請企業数が多い回でも100%を維持できるとしたら、虚偽の宣伝か、または受かるか落ちるか五分五分の勝負は避けているコンサルタントであると考えられます。またはサポートした会社数が数社、せいぜい数十社までであれば、もしかしたら100%も達成できるかもしれません。
コンサルタントを見極めることも重要です
皆さんは本当に実力のあるコンサルタント会社、優秀なコンサルタントを見る目を養ってもらいたいと思っています。少なくとも数百社以上、できれば500社以上支援しているコンサルタント会社で、かつ採択率を85〜90%以上キープしている会社を選ぶのが賢明と考えます。
ものづくり補助金完全申請代行、丸投げ支援の罠
社長の皆様からすれば、一から十まで全てやってくれる、丸投げのコンサルタントが理想です。WEB上には「丸投げOK」、「完全申請代行」などと表示しているところも多いです。しかし経済産業省の補助金制度は、「自ら責任をもって事業計画を主体的に作成する」ことを目的の一つとしています。ものづくり補助金でも事業再構築補助金でも、その他の補助金でも、公募要領に記載がされている通り、コンサルタントに丸投げは許されていません。ですので、そのような丸投げ、楽々を全面的にうたっているコンサルタントは補助金の趣旨をわかっていない。あるいは違法のコンサルタントの可能性もあります。
※完全な申請代行行為(いわゆる丸投げ)は補助金適正化の法律で禁止されていますのでご注意ください。
ものづくり補助金補助金で完全丸投げ支援を受けた場合のペナルティ
丸投げして完全な代理申請が発覚した場合は補助金の返納、最悪の場合は社名公表などのペナルティも考えられます。この要素も、補助金コンサルタント選びのポイントとなります。経営者の皆さんは、あくまでコンサルタントは補助的な役割であることを理解してコンサルタント会社に依頼するように心がけましょう。
補助金・助成金採択支援どっとコムのサポート内容
弊社では綿密なヒアリングを通じて、申請会社の強みや課題を抽出。それから事業計画の策定を並走してサポートしています。この点は安心していただけるでしょう。また事業者が苦手とする審査員にアピールするための図表作成を得意としています。また90%以上の採択率を誇る独自のフォーマットを活用しますので高い採択率を維持することができます。
コンサルタントが持つ資格は?中小企業診断士?行政書士?税理士?
補助金の申請サポートは、どのような資格を持つコンサルタントが支援しているのでしょうか?補助金申請代行を行うための資格は特にありません。無資格でも支援できます。あくまで申請書作成のサポートであり、行政への手続き、提出を代行する訳ではありませんのでご注意ください。ただし無資格のコンサルタントに依頼するのはリスクが高いです。メリットもあまり無いと思いますのでやめた方が良いです。
事業計画づくりを得意とする中小企業診断士
最も有利と考える資格は「中小企業診断士」であると断言できます。「中小企業診断士」はコンサルタントの国家資格です。経済産業省の施策を浸透させるための役割も担っています。特に経済産業省系補助金の目玉でもある「ものづくり補助金」の申請支援は中小企業診断士と相性が良いと考えます。これは「ものづくり補助金」の審査員の受託を、診断士の協会が中心となって請け負うことからもわかります。中小企業診断士は資格取得にあたり、事業者の問題点や課題、解決策を抽出します。申請書等のドキュメントに落とし込む訓練を何回も経てから、資格を取得することができます。このことからも、補助金申請は中小企業診断士が有利であると言えます。
税理士や行政書士との違いは?
この他、税理士や行政書士も、補助金申請代行コンサルティング業務を行なっているようですね。税理士さんは財務面の分析や過去の数字分析には長けています。この部分では有利かもしれません。行政書士さんは、ドキュメント作成のプロです。しかし、補助金申請書作成のプロでは無いので、その方のスキルによると思います。実際は受注したものの、申請書を作成するスキルが不足しているため、補助金・助成金採択支援どっとコムにパートナーとして依頼してくるケースも多いのが実情です。
補助金・助成金採択支援どっとコムのパートナーコンサルタント
補助金・助成金採択支援どっとコムでは、代表である私をはじめ、全てのパートナー約200名以上が中小企業診断士の資格ホルダーです。申請支援の際には、私かパートナー中小企業診断士1名がメイン担当となります。また経験豊富な私が申請書のブラッシュアップを担当します。さらに採択が難しいと判断した案件に関しては、補助金審査員経験がある中小企業診断士と3名体制でフォローするケースもあります。採択率をあげるため万全の体制で申請作業をサポートしています。
ものづくり補助金申請の採択事例は掲載されているか?
これは皆さんあまり意識しないと思いますが、ホームページで出てくるコンサルタントを見てください。豊富な採択実績とありますが、本当なのか疑問なところです。補助金・助成金採択支援どっとコムでは随時採択事例を「実名」でアップしています。補助金・助成金採択支援どっとコムでは、支援企業とのコミュニケーションを大切にしています。支援終了後は採択事例を実名公表して良いかお伺いしています。ほとんどの経営者さまは「喜んで」掲載してほしいとおっしゃってくれます。
ものづくり補助金等の支援先が実名公表されているか
では、他のコンサルタントのホームページはなぜ実名で支援先が掲載されないのでしょうか?色々と理由はあると思います。もしかしたらお客様とのコミュニケーションが上手くいっていないのかもしれませんね。または、採択したらあとはサヨナラなのかもしれません。もちろん事例紹介のページを作成するのが面倒なだけかもしれません。理由は様々だと思います。
ものづくり補助金採択は国のお墨付き!
私は「ものづくり補助金の採択」は、国からのお墨付きを企業さまがもらったと考えています。生産能力の増強は製造業にとっては必要不可欠です。取引先企業への大きなアピールポイントともなります。また新サービスの導入は、新たな事業展開に向けた企業さまのアピールポイントにもなります。ものづくり補助金の採択を受けた企業さまは、積極的にそのことをPRすべきと考えています。
ものづくり補助金獲得後の完了報告などのアフターサポートは万全か?
私が輩出した補助金コンサルタントには、「採択をうけたところからが本当の始まり、しっかりアフターフォローをするように」と伝えています。それを確実に実践してもらっています。受かってからの事務作業は本当にたいへんです。特に補助金に慣れていない経営者の方は苦労するでしょう。上記の理由から、採択後のフォロー体制がしっかりしている会社を選ぶのが重要です。できれば、採択後の支援料も含まれているコンサルティング会社を選ぶのが良いでしょう。弊社でも当然、採択後のアフターフォローを行います。具体的には交付の申請や、事業完了後の報告書作成も、成功報酬の中でフォローしています。
過去に1,500社以上を支援した弊社です。そのうち数十件は下記の理由から、補助金・助成金採択支援どっとコムに申請依頼をしてきました。実際のお話です。
1)補助金支援コンサルタントの対応が悪い
どうやら申請サポートを依頼したものの、お客様からの問い合わせへの対応が遅かった。また、ヒアリングもオンラインで一回だけだったとのこと。なお、申請サポートの料金は完全成功報酬で15%だったそうです。加点ポイントのアドバイスも不明確。採択に重要となる「経営力向上計画」や「先端設備等導入計画」の認定は、あまり影響ないので「不必要」とアドバイスしたそうです。我々からすれば、ありえないアドバイスですね。このお客様は結局不採択となり、当社へ申請サポートの依頼をしてきました。
2)補助金申請後のアフターサポートをしてくれない
こちらの企業さまは、無事採択されたものの、完了報告や途中経過の報告をしてくれなかったそうです。採択後は全くサポートは全くなかったとのこと。契約書面等では「採択まで」と書かれていたのかもしれません。しかし、口頭でしっかり説明をしていなかったのかもしれません。補助金は採択されてからが本当のスタートです。
採択後もサポートは必須。完了報告等の作成
特にものづくり補助金は「進行状況の報告」や、「完了報告」。事務局である団体中央会職員との連携による進捗管理。それらの煩雑かつ様々な手続きを経て補助金が振り込まれます。首尾よく補助金を獲得するのは小規模な会社であるほどたいへんな作業です。補助金・助成金採択支援どっとコムでは、採択後のフォローも支援料に含まれています。約半年から1年の採択後の補助金コンサルティングも行なっているので安心です。
3)補助金申請におけるコミュニケーション能力が低い
こちらのお客様は、コンサルタントが社長自身の言葉を聞かず、どんどん申請書を書き進めて提出されたとのこと。コンサルタントの「作文」で、ご自身の会社のこととは思えなかったそうです。結果は残念ながら「不採択」。会社の思いややりたいことが反映されていない申請書は採択されません。ものづくり補助金の申請は甘くはないです。こちらの会社の経営者さまは、「私の言ったことをもう少し反映させてくれれば採択されたかもしれない」。とても残念そうに話してくれました。
ものづくり補助金コンサルタントとしての支援へのこだわり
補助金・助成金採択支援どっとコムはお客様とのコミュニケーションを大切にしています。パートナーとして国家資格を持ち活躍するコンサルタントにも同様のことを伝えています。採択さえさせれば良い等の、私の考えに共感できないコンサルタントもいます。彼らはパートナーとしての登録をお断りしています。
補助金サポートでお客様に喜んでいただくために
申請サポートはお客さまの申請書を採択させるだけではありません。新たな気づきを得ていただくことも重要です。喜んでいただいて初めて支援が完了したと考えています。お客様にも「お金は払うから、あとは採択さえさせてくれれば関係ない」という方もいらっしゃると思います。それは合理的な考え方かと思います。しかし当社とは相性が悪く、良い申請書を書き上げる自信もないのでお断りしています。
ものづくり補助金申請サポートのコンサルタントは活用するべきか?
いかがでしょうか?ものづくり補助金コンサルタントなど、補助金申請サポートのコンサルタントに依頼することは、メリットもあります。もちろんデメリットもあります。また会社の経営者さまとの相性もあると思います。
補助金コンサルタントはサービス業である
ひとつ言えることは、コンサルタント業務は「サービス業」である。そう我々は考えております。その精神が無いコンサルタントには頼まない方が良いと思います。採択になればまだしも、不採択の場合は目も当てられません。不満の残る結果に終わってしまうのでは無いでしょうか。補助金代行コンサルタント選びは、完全成功報酬などサポート価格だけではありません。慎重にご判断されることをお勧めします。
補助金・助成金採択支援どっとコムの補助金申請サポート(HTMコンサルティンググループ株式会社)
弊社では各種補助金サポートを継続的に行っています。採択率は100%の時も何回もありました。近年は90%以上の高い採択率で推移しています。採択率100%の専属のものづくり補助金コンサルタントも多数在籍。当社ではすでに多くのお申し込みを頂いております。採択率90%以上の優秀なものづくり補助金コンサルタント50名以上在籍。私も全面的にバックアップと、申請書のブラッシュアップを自ら担当。万全のサポート体制でご支援させて頂きます。採択を受ける優秀な企業様は、締切ギリギリの申し込みは避けましょう。採択企業は早め早めに準備を進めています。お申し込みはお早めにお願いいたします。
【執筆者のご紹介】
ものづくり補助金コンサルタント・事業再構築補助金申請コンサルタント
事業計画策定エキスパート・中小企業診断士 姫田 光太
補助金申請コンサルタントとして活躍。ものづくり補助金申請支援では通算50件以上連続採択。連続採択継続中。小規模事業者持続化補助金12連勝。IT補助金では32件中30件採択。ものづくり製造業の採択率100%。平成29年度補正予算(平成30年実施)、平成30年度補正予算(平成31年実施)経済産業省系の補助金支援の採択率は100%。
【現在の活動】
事業再構築補助金のアドバイス支援では採択率90%以上継続中。現在は採択率を高めるためのアドバイザーとして活躍。補助金・助成金採択支援どっとコムの代表コンサルタントとして活動中。また補助金コンサルタントの養成講座のメイン講師を務めるなど精力的に活動中。経営者の想いを伝える事業計画づくりがモットーの補助金申請支援コンサルタント。