IT導入補助金2019、A類型の採択結果が発表されました!

IT導入補助金2019の採択結果が本日に発表となりました。詳しくはIT導入補助金2019のサイトよりご確認ください。
今回は2つ以上の業務プロセスをITにより改善する「A類型」の採択結果が発表となりました。5つ以上の業務プロセスを改善する「B類型」は上限が450万円、6月28日が募集の締め切りとなります。B類型での申請を予定されている皆さまは、申請作業をお急ぎください!
予定されているIT導入補助金2次公募の採択率は?
気になる採択率はIT補助金のサイトには記載がありません(令和元年6月26日現在)。当社では一次公募のA類型は8件の申請サポートを行い、全て採択(採択率100%)となっています。よって採択率の予測はつきませんが、最初の募集でもあったため比較的採択率が高かったのではと予想しています。
採択件数は約3,700件となりましたので、一件あたり130万円程度で試算すると約50億円を消化した計算になります。B類型は申請数が大幅に減少すると思われますが、上限が2倍以上の450万円となるため、採択件数が1/4 の1,000件でも50億円近い予算が消化される見込みです。補助金・助成金採択支援どっとコムでは、IT補助金の補正予算計上額は150億円〜200億円程度を見込んでおり、1次のA類型、B類型合わせると予算を半分以上消化する可能性もあります。2次はますます採択率が低くなることが予想されますね。
IT補助金では申請作業がWEBで行えるなど、補助金申請の中ではかなり作業が簡略化されています。よって採択を確実に受けるためには、アピールすべきポイントを短い文章で確実に盛り込む、ITツールにより解決できる機能と経営課題をマッチングさせる、数値計画も採択要件で定めた最低限の伸び率ではなく、プラスアルファとなる計画を策定する等のテクニカルな対応も求められます。おもてなし認証とセキュリティアクションの宣言は確実に実施しておく必要があります。7月17日の申請開始前でも作業は可能なので、今からおもてなし認証とセキュリティアクションは登録しておきましょう。
いかがでしたか?当社には「確実に採択を勝ち取りたい」、「採択率を極限まで高めたい」といった企業さまや、ITベンダー様から申請サポートの依頼をお受けしています。採択率を高めたい企業の皆様はぜひご相談ください。
【執筆者のご紹介】
補助金支援コンサルタント・事業計画策定エキスパート・中小企業診断士 姫田 光太
平成29年補正予算ものづくり補助金では8連勝、小規模事業者持続化補助金9連勝、IT補助金では24連勝、合計連続31連勝中。平成29年度補正予算(平成30年実施)経済産業省系の補助金支援の採択率は100%。経営者の想いを伝える事業計画づくりがモットーの補助金申請支援コンサルタント。