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【速報】ものづくり補助金2次公募の結果発表!

設備投資・機械購入に使える補助金

ものづくり補助金2次公募の結果が発表!

本日(2020年6月30日)、経済産業省の大型補助金、ものづくり補助金(令和元年補正予算ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)の採択結果が発表となりました。全国での申請件数は5,721者、採択件数は3,267社、全国平均の採択率は57.1%となりました。

採択結果について(全国中小企業団体中央会)

採択社一覧(ものづくり補助金総合サイト)

弊社にもお客様より喜びのお声を続々といただいております。弊社での2次申請サポート件数は60件、うち56件の採択、採択率93.3%、1次・2次通算申請件数99件、うち94件採択、採択率94.9%となりました!コロナ禍で事業展開に悩む経営者の皆さまに貢献できて安心しております。採択された皆さま、おめでとうございます!

とはいえ、2次申請でも4件の不採択が出てしまいました。期待して申し込んでいただいたお客様には申し訳ございません。今回は当社申請の採択結果より、今年のものづくり補助金の傾向について分析してみました。

採択結果の分析(補助金額別)

採択結果を見てみると、補助金の獲得額でも一定の傾向があるように感じられます。満額を狙った1,000万円申請では不採択は一件のみとなりました。企業規模も大きな会社も多く、高額な設備投資の方が採択を受けやすい傾向にあると分析しています。なお、不採択企業の補助金申請額は約300万、500万、750万、1000万円となっています。

採択結果の分析(事業継続力強化計画・経営革新計画)

不採択企業のうち事業継続力強化計画の認定は全企業取得していました。大きな加点を得られるとされている経営革新計画も、不採択4社のうち2社は認定済み、または認定待ちでした。このことから、経営革新計画を取得していても安心はできない状況がわかります。政策加点(事業継続力強化計画、経営革新計画)はあった方が当然有利となりますが、有っても油断はできないということがわかります。なお、経営革新計画を取得していない企業の採択率は35件中34件採択の97.1%となっており、この認定がなくても十分採択は狙えると判断できます。

採択結果の分析(過去採択企業)

今年より、過去3年以内に採択を受けた企業は大きく減点される措置が取られています。弊社ではリピーター様からの申し込みも多く、過去採択企業数は11社、うち採択件数は10社、採択率は90%となりました。過去に2度の採択を受けている企業も採択となっており、過去に採択を受けたから全く受からないということも無さそうです。当社のサポート結果を見ると、過去1度採択を受けたくらいであれば、採択率には大きく影響しないと考えられます。やはり事業計画の完成度次第と言えると思います。

採択結果の分析(業種別・地域別)

当社のサポート案件では、定番のものづくり企業から、建設会社、測量会社、クリニックや歯科医院、ITベンダーから建築業、飲食店まで多岐に渡ります。不採択のうち2社は卸売業となっています。コロナ対策に向けた製造小売への事業転換といった内容でしたが、ものづくり企業と比較すると、やはり採択を受けにくい傾向にあるようです。

また地域別に見てみると、長野、岐阜、東京、北海道で不採択が出ていますが、同県にて採択も受けている企業も多数ありますので、採択に影響するかは何とも言えないところです。

いかがでしたか?様々な角度から分析してみると、今年のものづくり補助金の傾向が見えてきます。不採択企業も多くは諦めずに8月申請を目指していますので、当社も全力でサポートしたいと考えています。8月、11月申請を検討している皆様、全国トップレベルの採択件数を誇る当社まで、気軽にご相談いただければ幸いです。

【執筆者のご紹介】

補助金支援コンサルタント・事業計画策定エキスパート・中小企業診断士 姫田 光太

ものづくり補助金申請支援では過去3年で通算36連勝、連続採択記録更新中。小規模事業者持続化補助金12連勝、IT補助金では32件中30件採択。ものづくり製造業の採択率100%。平成29年度補正予算(平成30年実施)、平成30年度補正予算(平成31年実施)経済産業省系の補助金支援の採択率は100%。経営者の想いを伝える事業計画づくりがモットーの補助金申請支援コンサルタント。