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データで分析!ものづくり補助金採択状況

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締切日当日の申請、採択率は何%?ものづくり補助金のデータ分析

ものづくり補助金総合サイトデータポータルページが開設されました。申請件数の推移、事業計画書の作成時間など10項目に対し、1次締切、2次締切の各数値と採択率がデータでまとめられており、興味深い内容となっています。今回は、その中でも特に今後の申請に役立つデータを3つピックアップして紹介します。

申請のタイミング

申請のタイミングは、申請日当日が1次と2次合わせて45.9%と最も多くなっています。その次は申請日の1日前、2日前と続いており、多くの事業者が直前で駆け込み申請している様子が伺えます。一方、採択率をみると、締切日当日は54.4%と他の日と比べてやや低い数値となっています。実は事業計画書のブラッシュアップが足りなかったけれど、締切日なのでやむを得ず申請せざるを得なかったケースもあるのではないでしょうか。加点項目に該当する書類が手配しきれなかったパターンもあるかもしれませんね。できれば、採択率が64.7%と最も高くなっている3日前には申請を完了させたいところです。事業計画書の作成や必要書類の手配と、本業と並行して補助金の申請業務を行うのは大変ではありますが、余裕をもった申請準備をおすすめします。

補助金の申請額

補助金の申請額

続いて、補助金の申請額です。750万円超え~1,000万円と最も申請額が高いグループが6割以上を占め、採択率も63.7%と最高値となっています。上限額の1,000万円で申請する場合、補助対象経費は少なくとも1,333万円(特別枠B類型、C類型の補助率は3/4)を超える額になり、中小企業にとって非常に大きな投資になると思います。必然的に事業計画書作成にも熱が入り、完成度が高まっているのではないでしょうか。補助金額が高い=採択されるとは言い切れませんが、多くの事業者が上限額の1,000万円に近い金額で申請している点は注目に値すると言えます。

過去3年間の「ものづくり補助金」交付回数

過去3年間の交付回数

最後に、過去3年間のものづくり補助金交付回数について紹介します。今年度から、過去3年間にものづくり補助金の交付を受けた事業者へは減点措置がとられるようになりました。ルーキーへの優遇措置とは言え、採択実績のある事業者は少し心配だったかもしれません。でも実際は、過去1回交付の採択率は58.9%と交付なしの60.2%とほぼ差がありません。過去2回交付でも45.2%と半分近くの事業者が採択されています。当社に関して言えば、過去3回連続交付を受けた事業者も採択された実績があります。過去の交付実績があっても、結局は事業計画書の内容次第なのではないでしょうか。

以上、データポータルから見る採択状況についての分析でした。他にも参考になるデータが掲載されているので、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
先日、3次申請が締切となりました。次回は4次、11月の申請になりますが、当社ではすでに40社以上のお申し込みをいただいております。申請を検討している事業者の皆様は、全国トップレベルの採択件数を誇る当社まで、お早目にご相談いただければ幸いです。

 

【執筆者のご紹介】
補助金支援コンサルタント・中小企業診断士 瀧澤  はるか
令和元年度、2年度補正予算(令和2年実施)ものづくり補助金申請支援の採択実績7件、採択率100%。製造業の設備投資を中心に、食品、ITなど様々な業界の補助金申請を支援。補助金交付にとどまらず、その先の経営戦略にも寄与できる事業計画書作成を基本方針として活動中。

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