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事務局募集開始!小規模事業者持続化補助金がもうすぐスタート!

小規模事業者持続化補助金の商工会地区事務局の募集が開始されました!

規模事業者(商業・サービス業は従業員5名以下、製造業や旅館業は20名以下)でご活用いただける小規模事業者持続化補助金の事務局が、商工会議所にて決定となりました。4月下旬から募集が開始される見込みです!また今回は商工会管轄地区でも事務局募集がスタートになりました。商工会管轄エリアは5月下旬ごろから募集が開始される見込みです。

小事務局とは補助金の申請を受け付ける窓口のことで、事務局募集が開始されるということは、本格的に実施に向けて動き出したということです。今から採択に向けて準備をスタートさせたいところですね。

詳しくは中小企業庁のホームページをご参照ください

気になる募集開始時時期はいつから?

募集開始は例年3月下旬でしたが、今年から大きく変更になっているようです。事務局の募集時期を見ると以下のように記載されています。商工会議所は事務局が決定しているので、

商工会議所管轄の募集期間:平成31年4月下旬〜令和元年6月上旬が濃厚

商工会管轄の事務局募集期間:平成31年4月18日〜令和元年5月10日→よって事業者からの募集は5月下旬〜7月上旬が濃厚

事務局募集が終了すると、正式な受付窓口が決定し、事業者の募集が開始されます。もう待った無しの状況ですから、今すぐにでも準備を始めたいですね!

小規模事業者持続化補助金とはどんな用途に使えるの?

小規模事業者持続化補助金とは、売上をあげるための活動、いわゆる「販路の開拓」等にご活用いただける補助金です。ホームページ制作やパンフレット作成など様々な販路開拓にご活用いただけます。

補助金の上限は100万円(通常は50万円)、補助率は2/3(を国が補助してくれる)となる見込みです。

  • 新商品案内のためのパンフレット制作
  • 会社の魅力や新商品販売に向けたホームページ制作
  • 新製品の認知度向上に向けた展示会出展の経費
  • 試作品の開発や製造機械など
  • 飲食店のメニューブック刷新や外国人向け多言語メニュー
  • 店舗のファサードや看板の作成

など、上記は一例ですが、アイデア次第で様々な用途にご活用いただける、使い勝手の良い補助金です。アイデア次第、というのがポイントで、小規模企業らしい工夫ある取り組みが評価される傾向にあるようです。

小規模事業者持続化補助金の申請に必要なことは?

商工会や商工会議所の相談員に相談しながら、経営者が経営計画を作り、その完成度によって採択が決まります。今からできることは申請書(事業計画書)のストーリー作りです。自社の問題点や課題を抽出し、強みや特徴もし、強みを活かして弱みを打ち消すようなストーリーが理想的です。また、自社が属する業界の市場分析(市場動向、市場規模の分析)や、商圏での人口推移等も調べておくと良いでしょう。

申請の意図や問題点は?

中小企業庁は小規模事業者の発展的、持続的な経営を望んでいます。経営計画を作って、自社の経営について見直してほしい。そんなメッセージが読み取れます。しっかり見直して、頑張る小規模企業は補助金を支給して応援するよ、ということですね。

しかし、ここには中小企業経営の現実を理解していない大きな問題点があります。中小企業経営者は、「はっきり言って忙しい!」のです。従業員5名以下の会社なんて本当に忙しくて、経営計画なんてじっくり作っていられないのが現状です。

また、この補助金には大きな落とし穴があります。地元商工会や商工会議所に相談できるとは言っても、経営相談員はアドバイスはくれても、「補助金申請書は書いてくれない」のです。あれはダメ、これはダメ、こう書いてね、と親切に教えてくれても実際に手を動かしてくれることはありません。また経営相談員のスキルにも大きく影響されます。良い経営相談員に当たれば良いのですが、中にはアドバイススキルの低い方もいるようです。また良い経営相談員に当たったところで、相談すれば必ず受かるかというと、残念ながらそんなに甘いものではありません。

サポート料金について

当社にご依頼をいただくことも多く、今年はすでに20件以上のお問い合わせをいただいています。まず経営者の皆様からサポート料金についてのご相談を受けます。当社では着手金2万円、採択報酬8万円の合計10万円、補助金が支給されるまでの煩雑な事務処理のサポートコンサルティング料約半年分も含まれます。この半年間のサポートコンサルティングがポイントで、正直にいうと手間がかかる補助金支給までのサポートはボランティアのようなものです。小規模事業者は忙しいので、このサポートはたいへん喜ばれます。

また、支援料の10万円は小規模事業者にとっては負担が重く、「高いですね」と言われることもあります。そんな時は、ぜひご自身で書いてみてください、無理にコンサルタントに頼む必要はありませんから、ぜひチャレンジしてください、とお伝えしています。ただもう一つの大きなリスクについてもお伝えしています。それは以下の通りです。

持続化補助金の一番のリスクとは?

この補助金の最も大きなリスクは、不採択の場合に経営に与えるダメージが大きいということです。我々コンサルタントは首尾よく申請書を書き上げることができますが、素人の経営者が書くと、どんなに優秀な方でも相当な時間を取られます。従業員5名以下の社長は本当に忙しい、本来ならば経営に専念すべきであり、計画書作成に時間はかけていられないはずです。それでも補助金を獲得したいがために、ご自身で相当な時間と手間をかけて書き進めます。商工会・商工会議所の相談員の方に相談に行けば、これは直した方が良い等とアドバイスを受け、また多くの時間をかけて申請書を直します。しかし、経営者の時間は戻ってきません。それで受かれば良いのですが、不採択の場合に失う売上、時間はいったいいくらになるのでしょうか?莫大な時間を無駄にして、経営が傾くことも可能性としては考えられます。これでは補助金の主旨とはまったく逆行しますね(中小企業庁の皆様には、申請方法をもう少し簡易にしてあげられないのかな、と感じます…)。

優れた経営者の皆様は、この補助金についてお話しすると2つ返事で申し込んできます。当社でも申請支援数には限りがありますので、無理にはオススメしないのですが、それでもすぐにお申し込みをいただきます。良い経営者とは「時間の大切さ」を良くご理解しているなと感じますね。そんな優れた経営者の方からのオーダーであれば、まずはしっかり相談に乗ってから支援を開始します。

当社の採択実績について
昨年はこの補助金のサポートを相当数お受けして、採択率は100%を達成しています。主な採択業種や内容は以下の通りです。

東京都飲食店様:訪日外国人に向けたメニューブック刷新

東京都飲食店様;店舗看板やメニューブック作成

千葉県製造業様:自社の強みを伝えるホームページ制作

千葉県建築業様:高級志向の施工技術を伝えるホームページ制作

千葉県製造業様:新商品の認知向上に受けた展示会出展

など実績が多数ございます。今後も当社のホームページで採択事例をアップしていきます。

いかがでしたか?補助金はうまく活用すれば経営にとって大きなプラスとなりますが、間違えるとリスクにもつながります。そんな時は当社のような支援会社を選ぶのも、選択肢として考えてみると良いと思います。

先述した通り、この補助金は素人が手を出すと「非常に手間のかかる」補助金です。我々プロコンサルタントでもそれなりの時間を要すので、申請支援数に限りがございます。もしご検討中の皆様は早めにお申し込みをお願いいたします(当補助金に関してはお問い合わせフォームからご依頼をお願いいたします)。

 

【執筆者のご紹介】

補助金支援コンサルタント・事業計画策定エキスパート・中小企業診断士 姫田 光太

平成29年補正予算ものづくり補助金では8連勝、小規模事業者持続化補助金9連勝、IT補助金では24連勝、合計連続31連勝中。平成29年度補正予算(平成30年実施)経済産業省系の補助金支援の採択率は100%。経営者の想いを伝える事業計画づくりがモットーの補助金申請支援コンサルタント。