ものづくり補助金・事業再構築補助金・IT導入補助金の補助金コンサルタント(申請支援・申請コンサルティング)

平成30年補正ものづくり補助金2次公募の採択結果が発表!

平成30年補正ものづくり補助金2次公募の採択結果がついに発表となりました!

令和元年8月19日から募集が開始された、ものづくり補助金二次公募(平成30年補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金2次公募)の採択結果が発表となりました。度重なる大型災害の影響で、一部地域(佐賀県、神奈川県、千葉県)で締切日が延長されたり、10月に結果発表となっているにも関わらず11月にずれ込むなど、異例の採択結果発表となりました。

詳しくは中小企業庁ホームページよりご覧ください(こちらから)。

採択された皆様方はおめでとうございます!

採択率は前回の51%から大幅に低下して35%に!

応募件数は5,876件、採択数は2,063件、採択率は35%と、前回の51%から大幅に低下しました。3件に2件は不採択となる、極めて厳しい結果と言えるでしょう。申請をした企業の皆様も苦戦されたのではないでしょうか?毎年2次公募は採択率が下がり昨年も39%でしたが、今年はさらに低下する結果となりました。我々、申請コンサルタントが支援しても確実に採択させるには難しいのが2次公募です。企業のみなさまがご自身で採択を狙うにはあまりにも厳しい採択率だったと言えます。

2次公募の採択ポイントは?今年からの変更点は?

今回の2次公募から、申請方法や加点方法に変更がありました。そのあたりも熟知して臨んでいないと採択を勝ち取ることはできません。以下で詳しく見てみましょう。

事業継続力強化計画が加点のポイントに!

「中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等の一部を改正する法律(以下、中小企業強靱化法という)」が提出され、国会審議を経て、令和元年5月29日に成立、7月16日に施行しました。 中小企業庁では、本法に基づき防災・減災に取り組む中小企業が「事業継続力強化計画」を簡易に策定することができるよう様々な支援策を準備しています。その一環としてスタートしたのが、「事業継続力強化計画の認定制度」です。

事業継続力強化計画についてはこちら

簡単に言うと、災害対策を講じた簡易な計画書を作成し認定されると、様々な支援策が受けられると言うものです。今回はものづくり補助金2次公募の加点項目となりました。こうした成立したばかりの法律に基づく認定制度を取得すると、審査上有利になると言われており、今回の申請でも認定(提出中でも可能)を取るか、取らないかが重要なポイントとなったようです。事業継続力強化計画の認定取得を行なっていない企業は、土俵にも上がれない状況だったと推察されます。補助金・助成金採択支援どっとコムでも、申請サポートを行った全件で、この認定制度の提出を行いました。

経営力向上計画や先端設備等導入計画の加点もポイント!

審査上有利になる各種認定制度の取得も、いつも通り重要ポイントでした。少なくとも比較的早期に取得できる先端設備等導入計画の認定は取得しておく必要があったようです。補助金・助成金採択支援どっとコムでも、申請サポートを行った全件で、この認定制度の提出を行いました。また、給与総支給額を引き上げることを表明または実際に給与総支給額を1%以上あげた企業も加点を得ることができます。表明し実施するだけでも加点が得られるので、これも当然狙っていく必要があります。

先端設備等導入計画についてはこちら

経営力向上計画についてはこちら(参考:関東経済産業局)

経営革新計画についてはこちら

補助金・助成金採択支援どっとコムでの採択率は?

当社でも多くの申請をサポートさせていただきました。30件のサポートを実施させていただき、なんと27件の採択、厳しい35%の全国平均の中で、採択率90%を達成することができました!2019年の累計採択数は69件、通算での採択率は93.2%となりました。

【当社サポートの一例】

・東京都不動産賃貸業 コンテナ管理システムの開発 獲得金額1,000万円

・千葉県金属加工業 最新式ワイヤーカット放電加工機導入 獲得金額1,000万円

・千葉県金属ロール製造業 最新式NC旋盤導入 獲得金額1,000万円

・香川県茶葉製造業 最新式梱包機導入 獲得金額1,000万円

・福島県測量コンサルタント 最新式ドローン・測量機導入 獲得金額1,000万円

など実績多数。採択されたみなさま、おめでとうございます!

なぜ採択率90%を維持できるのか?

前回の1次公募では全国平均51%で、採択を勝ちとってもあまり自慢にはなりませんが、今回は35%の中での90%以上の採択率ということもあり、我々コンサルタントでも驚きを隠せません。それは、申請を丸投げでお受けすることなく、社長様と一体となって事業計画を策定する、申請代行を超えるコンサルティング・ライティング力にあると考えています。

当社コンサルタントのこだわりはこちら

社長様が気づいていない強みを再認識していただき、将来のあるべき姿を見据えた事業計画の作成を目指しており、そうした事業者様主体の申請書が審査員に響くものと考えています。今回残念ながら不採択となってしまった企業様、来年以降も補助金申請のチャンスを活用したい事業者様は、ぜひご相談いただければと思います。

【執筆者のご紹介】

補助金支援コンサルタント・事業計画策定エキスパート・中小企業診断士 姫田 光太

平成29年補正予算ものづくり補助金では8連勝、平成30年度補正予算ものづくり補助金では11連勝、平成30年度補正予算ものづくり補助金2次公募では3連勝、ものづくり補助金の採択実績は22連勝中。このほか、小規模事業者持続化補助金11連勝、IT補助金では30件中28件採択、合計採択数は61件(2018〜2019年実績)。平成29年度補正予算(平成30年実施)経済産業省系の補助金支援の採択率は100%。ものづくり補助金採択率100%。経営者の想いを伝える事業計画づくりがモットーの補助金申請支援コンサルタント。

お問い合わせはこちらから。代表コンサルタントの姫田が対応いたします