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事業再構築補助金第6回公募の採択結果発表

事業再構築補助金第6回公募の採択結果発表

2022.09.27 事業再構築補助金第6回採択発表

事業再構築補助金、第6回公募の採択率は？

先日、事業再構築補助金の第6回公募の採択結果が発表となりました。

応募件数と15,340件と過去最少（前回から5,695件減少）、採択件数は7,669件、採択率は50.0％と過去最高となりました。

当社でサポートした事業者様は、採択率100％となりました。

・獲得総額702,794,855円
・申請企業数25件（通常枠22件、回復・再生応援枠3件）
うち、3,000千万円以上（金融機関確認書必要）の案件7件

全国的に見ると、第3回、第4回、第5回までは応募件数、採択率ともにほぼ横ばいでしたが、第6回は応募件数が前回の3/4程度となり、採択率は初めて約半数を占める結果となりました。応募件数の減少から、事業再構築補助金の申請ニーズがやや落ち着いてきたことが伺えます。

事業再構築補助金第6回公募の結果についてより抜粋（以下、図表すべて同様）

今回は、事業再構築補助金第6回の公募結果の概要に基づき、

・申請枠ごとの採択率
・業種別の応募と採択割合
・応募金額
・認定支援機関別応募・申請・採択状況

について紹介します。

通常枠は45.5％の採択率（申請枠ごとの採択率）

冒頭の申請枠ごとの採択件数に、採択率を加えると下記になります。

全体の約3/4にあたる事業者が申請する通常枠の採択率は45.5％と、全体の採択率50.0％に対してやや低い傾向にあります。過去の通常枠と比べると高い採択率になりましたが、通常枠で申請される事業者は、全体の採択率ではなく、通常枠の採択率で考えることが望ましいです。

また、第6回は回復・再生応援枠とグリーン成長枠が新設されました。回復・再生応援枠は、第5回まで行われていた緊急事態宣言特別枠とほぼ変わらない66.6％の採択率で、3社に2社は採択と優遇措置的な対応がうかがえます。一方、グリーン成長枠は40.0％とやや厳しい採択率となりました。グリーン成長枠は売上減少要件がない代わりに、取り組みに対して独特の要件があり、そこを満たすのが第一ハードルとなり、採択率にも影響していると考えられます。