ものづくり補助金・事業再構築補助金・IT導入補助金の補助金コンサルタント(申請支援・申請コンサルティング)

東京都創業補助金採択事例 株式会社フェリシダージ様東京都中央区日本橋 果実酒の輸入販売・飲食店 - 「創業補助金」利用

正式名称
東京都創業助成事業
受給総額
300万
活用内容
宣伝広告費、人件費、店舗家賃

メニュー開発や地域に密着したイベント等を通じて、目黒銀座商店街からワインを普及させていく事業を展開しました。

事業取組経緯(事業上の課題)

弊社は、「ポルトガルワインとポルトガルの魅力を日本に伝えたい」「ポルトガルワインの生産者の想いを日本に広めたい」との想いから、ワイン販売のみならず、ワインにあう料理を提供することで、その良さを理解してもらいたいと考えています。事業内容は、果実酒の輸入販売、飲食店であり、大きく「ワイン事業」と「飲食店事業」に分かれています。ワイン事業では、直接輸入した「ポルトガルワイン」のオンライ販売、小売販売(オリーブオイル等の関連商品も含む)、飲食バル事業(飲食店)では、自由が丘店(”wine&coffee Navio”店)と中目黒店(”Y2T STAND”店)の2店舗を運営しています。

社長自らが、実際にポルトガル現地のワイン生産者を訪れ、厳選した良質なワインを日本に伝えるために、自由が丘店のメニュー開発(ワインの飲み比べ、ポルトガル郷土料理、こだわりのカフェ等)、各種イベントやセミナー実施、アンテナショップとしてお客様のニーズ収集などを通じて店舗運営をしてきました。これらのノウハウを中目黒店の店舗運営に活かし、ポルトガルワインの更なる浸透、知名度の向上を図り、今後の収益の柱にしていくことが課題となっていました。

事業内容

「生産者の想いを伝えポルトガルワインを日本に普及させる」をコンセプトに、収益の柱となる事業立ち上げと強化が必要であり、自由が丘店のノウハウを活かし、中目黒店(Y2T STAND)をメニュー開発や地域に密着したイベント等を通じて、目黒銀座商店街からワインを普及させていく事業を展開しました。
助成金による取り組み内容は、取組①:中目黒のターゲットにあわせたワインに合う料理メニューの開発、集客の強化に向けたイベント企画や実施のためのスタッフ確保や育成、取組②:イベント実施、イベント出店、およびプロモーションにより、ワイン・こだわりのコーヒー/ラテアート・本格的な料理などに興味がある人にリーチさせ、認知度の向上、集客、体験を通じた購買につなげる、取組③:主要顧客になりつつある外国人(近隣の民泊施設)の需要獲得、ビットコイン、WeChatPayなどの決済システへの対応、でした。

事業の成果(助成金による課題解決)

【人材育成】ワイン事業、飲食店事業の売上は増加にあわせた実現内容、商品・サービスの提供・実施事項等(「ポルトガルワイン試飲会」「パクチーフェア」「ワインセミナー」の開催)に対応することができました。また、今後も自由が丘店、中目黒店に続き、新規店舗の出店を計画しており、それらの店舗で新規採用を行っていく上でのキーとなる人材の育成を行うことができました。

【取引拡大・協業】フランス料理店や酒屋に対するポルトガルワインの卸し、フリーマーケットでのワイン等の販売による中目黒銀座商店街との取引拡大、弊社向けのワインを取引してくれる業者との協業(自由が丘)、弊社のシェフ(食材仕入の権限)と取引・協業による波及効果につながりました。

【地域社会への貢献】知人とのつながりをいかして、ガラス細工やフラワーアレンジメントのイベントなど、地元住民向けのワークショップ型イベントの強化を通じて、交流の場の提供や商店街の活性化につなげることができました。また、近隣の民泊施設に住む外国人に対して日本の魅力を伝えるなど、憩いの場を提供し、地域社会にも貢献することができました。

お客様の声

吉澤 朋裕

創業助成金は、創業予定者または創業して5年未満で一定の要件を満たす中小企業者等への創業期の経費の一部を助成する制度です。対象経費は、人件費、賃借料(店舗やオフィスの家賃等)、広告費(ホームページ、パンフレット、広告掲載、展示会出展等)、備品費(創業期に必要なPC、コピー機等)など、幅広い経費が対象であり、使い勝手のよい助成金です。創業期の事業展開に非常に役に立ちました。

株式会社フェリシダージ | ポルトガルワインの販売・輸入・卸し