ものづくり補助金・事業再構築補助金・IT導入補助金の補助金コンサルタント(申請支援・申請コンサルティング)

長野県採択事例 株式会社長野技研様長野県松本市 建設コンサルタント業 - 「ものづくり補助金」利用

正式名称
平成30年度補正予算 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 一般型」1次公募
受給総額
1,000万
活用内容
設備投資

補助金を活用し、SkyLinkJapanの最新式ドローン、地上測定用のレーザースキャナー「Leica RTC360」、スマートアンテナ「Leica GS18T」を導入。点検、測量、設計のワンストップ対応や3次元データ化に取り組むことが可能となり、事業の拡大に繋がりました。

補助金申請の背景

株式会社長野技研様は1977年の設立以来、長野県内における橋梁・道路・砂防・河川・鉄道等の社会資本に対する土木建築において、構造物設計・施工計画・調査・点検による保全補修といった整備事業の一翼を担ってきました。『顧客満足と信頼性の向上を目指して、マネジメントシステムの継続的な改善を行い、正確で良質な成果をタイムリーに顧客に提供する』を企業理念として、点検のみ施工のみといった単一ではなく総合的な建設コンサルタントを続けるために優秀な技術者が大いに活躍できる職場環境作りを心掛けています。
 
当社の業務は橋梁を中心に、道路・トンネル・河川・構造物・上下水道・地域計画など社会資本整備全般に渡り、その中で計画・新設設計・補修設計・測量・点検を一括して社内で対応しています。取引先は国・長野県・長野県内市区町村など官公庁が95%以上を占めており、安定した売上計上に寄与しています。
 
しかし、従来の計画・設計等の図面は2次元データで描画するのが業界の慣習でしたが、各事業間で別々の図面を作成し不整合になるリスクが保有されていました。また空間的な把握が難しく情報が重複管理されやすい難点があったことも否めません。
当社ではここ数年にわたり、将来の方向性を見越して計画や設計などの各種データにおいて順次3次元化を進めてきましたが、2017年末に国土交通省より正式に「3次元データ利活用方針」が示されたことを受けて、2019年中に社内全事業の3次元化を完遂することを決断しました。

補助金の活用内容とその成果

平成30年度補正予算ものづくり補助金1次公募にて、SkyLinkJapanの最新式ドローン、地上測定用のレーザースキャナー「Leica RTC360」、スマートアンテナ「Leica GS18T」を長野県内で先駆けて導入。長野県内において点検・測量から設計に至るまで全ての工程を社内のワンストップ対応が可能で、かつ全工程を3次元データ化出来る中小企業は県内には存在しておらず、革新性がある事業展開を実現しました。

現在では、導入したドローンやレーザースキャナー、スマートアンテナを有効に活用し、官公庁や大手企業の引き合いに対応。点検、測量、設計のワンストップ対応や3次元データ化に取り組むと同時に、優秀な技術者の育成体制も強化し、順調に事業を拡大しています。

お客様の声

代表取締役 中嶋 孝満 様

公共事業の計画・設計から施工、管理、更新に至る一連の建設生産システムに3次元モデルを導入し、業務の効率化・高度化を図る取組→BIM/CIMを進めるために、必須となってくる3次元測量→最新式ドローン、地上レーザースキャナー機器。
丁寧なヒアリング、的確なアドバイスを受け、「ものづくり補助金」を採択できました。
独特なポイントがあり、プロのコンサルタントに依頼して安心、確実だと感じ、感謝で一杯です。

長野県松本市の建設コンサルタントのご依頼は株式会社長野技研まで