ものづくり補助金・事業再構築補助金・IT導入補助金の補助金コンサルタント(申請支援・申請コンサルティング)

千葉県採択事例 有限会社滝見苑様千葉県いすみ市 旅館業 - 「ものづくり補助金」利用

正式名称
平成30年度補正予算 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 小規模型」
受給総額
300万
活用内容
設備投資

補助金を利用し、ホシザキ株式会社の最新式スチームコンベクションオーブン、真空包装機、最新式フリーザーを導入。生産性が向上したことで、宿泊客はもちろん団体ツアー客や一般観光客に対しても高品質な食事提供を行うことが可能となりました。

補助金申請の背景

有限会社滝見苑は、昭和46年に南房総の山奥に飲食店として創業、現在では旅館2館、日帰り温泉施設等を営業しています。
千葉県随一の観光名所「養老の滝」目の前に位置する名旅館「秘湯の宿滝見苑」をはじめ、養老川のほとりに佇む「渓谷別庭もちの木」、観光客や地元客に愛される「日帰り入浴施設ごりやくの湯」を経営し、「大自然の恵み、お客様との出会いに感謝し、お客様の喜びを自らの喜びとする」を企業理念に、顧客満足を高めるためにサービス向上に努めています。
料理長が腕を振るう懐石料理や、絶景の露天風呂等により、根強いリピーターや新規の宿泊客で賑わっています。

毎年、花が咲き誇る春先や、家族で賑わう夏休み、また紅葉シーズンになると全国から多くの観光客が養老渓谷に訪れます。しかし、いすみ市周辺には名産品・特産品と呼べるものが少なく、多くの観光客に対して土産物等を訴求することができていませんでした。 
また、旅館や温泉施設の多店舗展開は、調理の面で効率も悪いといった悩みを抱えていました。特に地方で旅館を経営するには、働き手を確保することが難しく、少ない人数で大量の高品質な食事を提供していくことは困難を極めます。地域の特産品開発による販売強化と、複数の施設における調理場の作業効率、生産性向上が喫緊の課題となっていました。

補助金の活用内容とその成果

各施設の調理面での生産性向上や、地産地消の高品質な名産品を各施設で提供するため、南房総でも珍しい「旅館業のセントラルキッチン化」を実現していくことを決意。
観光シーズンの混雑時でも宿泊客へ高品質な食事提供を行うことが可能となりました。団体ツアー客や一般観光客に対してテイクアウト食材を提供する必要性に迫られていましたが、今回のものづくり補助金で、ホシザキ株式会社の最新式厨房設備を導入、特産品開発にも着手したことで、これらの課題解決を図りました。

お客様の声

代表取締役 富澤 真実 様

ものづくり補助金の募集要項を読んだだけで大変そうだと思いましたが、丁寧にサポートしていただき、無事採択を勝ち取ることができました。補助金は採択された後に、我々が設備をどのように活用していくかが大事ですね。引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました!

南房総一の観光名所、養老の滝に訪れるなら滝見苑まで