ものづくり補助金・事業再構築補助金・IT導入補助金の補助金コンサルタント(申請支援・申請コンサルティング)

千葉県採択事例 株式会社プラネックス様千葉県茂原市 プラスチック製品製造業 - 「ものづくり補助金」利用

正式名称
平成30年度補正予算 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 一般型」
受給総額
926万
活用内容
設備投資

補助金を活用し、日精樹脂工業株式会社の「電気式射出成形機」を導入。精密成形の技術力強化、量産化に向けた生産プロセスの改善に取り組むなど、事業を拡大しています。

補助金申請の背景

株式会社プラネックス様は、2010年10月に千葉市にて会社設立、その後、本社を千葉県茂原市に移し、精密プラスチックマグネットの企画、設計、開発、製造を行っています。
硬質なプラスチックマグネットを、様々な形状に成形加工する技術を有し、大手自動車メーカー等の自動車用スライドドア部品、動力ファンモーター用マグネットなどをサプライヤーとして製造、販売、供給しています。
いわゆるマグネットの中で、様々な複雑形状、寸法精度に加工できるのはプラスチックマグネットのみで、特殊な製造ノウハウが必要となるため、千葉県内だけでなく全国でも競合は少数となっています。

小規模であったため販路の開拓には苦労が絶えなかったものの、大手企業への継続的な提案など、取引を進めていくうちに「株式会社プラネックスの持つプラスチックマグネット製造の確かな技術」を受け取って頂き、信頼関係を築き事業を拡大してきました。
また、当社では地域の製造業でも女性を積極的に活用したいという思いから、作業員のうち6名が女性社員。地域の女性に活躍の場を提供しながら、今後も千葉県茂原の地でさらなる事業発展に邁進していきたいと考えています。

硬質難加工のプラスチックマグネット製造は独自のノウハウが必要です。当社は、射出成形技術、射出成形の金型設計技術、大手企業との取引で培ってきた品質管理能力を強みとし、納品先を順調に拡大。しかし、生産量の拡大に伴い、さらなる効率化や生産プロセスを改善することが喫緊の課題となっており、今回のものづくり補助金で最新式の射出成形機導入を決意しました。

補助金の活用内容とその成果

さらに高度なプラスチックマグネットの成形に向けて、日精樹脂工業株式会社電気式射出成形機を導入。
精密成形の技術力強化、量産化に向けた生産プロセスの改善に取り組みました。
また成形精度の向上だけでなく、強みでもある品質管理部門への再配置も実現。今まで獲得できなかった複雑形状プラスチックマグネットの受注獲得に向けて、ものづくり補助金をきっかけに事業を拡大しています。

お客様の声

代表取締役 長島 和也 様

補助金申請は初めての経験で心配したが無事に採択を受けることができた。以前は「国とのやりとりに手間がかかり面倒」という印象もあり、補助金活用は行って来なかった。今回はその印象もありプレッシャーを感じていたが、採択後も手厚いサポートを受けて安心感があった。
また機会があればお願いしたいと思います。